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トラック運転手の手取り30万円は目指せる?必要年収と収入アップの方法を解説
トラック運転手の手取り30万円は目指せる?必要年収と収入アップの方法を解説

「トラック運転手なら手取り30万円を目指せる?」「転職して今より収入を増やしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
特に未経験からトラックドライバーへの転職を検討している場合、実際にどのくらいの給与を受け取れるのかは気になるポイントです。

ただし、求人票に記載されている「月給30万円」と、実際に受け取る「手取り30万円」は同じではありません。

手取りとは、給与の総支給額から社会保険料や税金などが差し引かれたあと、実際に受け取る金額のことです。同じ額面給与でも、年齢や扶養状況、住民税などによって手取り額は変わります。

本記事では、以下の内容について分かりやすく解説します。

  • トラック運転手で手取り30万円を目指す際の考え方
  • 「額面」と「手取り」の違い
  • トラックドライバーの給与を左右する主な要素
  • 収入を考える際に確認したい免許や仕事内容
  • 求人票でチェックしたい給与条件
  • 未経験・女性が求人を探す際のポイント

「手取り30万円」という数字だけを見るのではなく、仕事内容や勤務時間を含めて、自分に合った求人を探すための参考にしてください。

目次

トラック運転手で手取り30万円は目指せる?

トラックドライバーの求人を見ると、「月給30万円以上」「月収40万円可能」などの表記を見かけることがあります。

しかし、まず理解しておきたいのが、求人票に記載されている月給・月収と「手取り」は別の金額だということです。

「月給30万円」と「手取り30万円」は違う

給与には、大きく分けて「総支給額(額面)」と「手取り額」があります。

項目 意味
総支給額(額面) 基本給や各種手当などを合計した、控除前の給与
手取り額 総支給額から社会保険料や税金などを差し引いたあとに受け取る金額

たとえば求人票に「月給30万円」と記載されていても、その30万円がそのまま銀行口座に振り込まれるわけではありません。

健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税などが給与から控除される場合があります。

そのため、「手取り30万円」を希望する場合は、求人票の月給が30万円かどうかだけでは判断できません。

手取り額は人によって異なる

「手取り30万円には額面でいくら必要?」と気になる方もいるでしょう。

しかし、手取り額は一律ではありません。

主に次のような条件によって変わります。

  • 総支給額
  • 年齢
  • 加入している社会保険
  • 扶養家族の有無
  • 所得税
  • 住民税
  • その他の控除

そのため、「額面○万円なら必ず手取り30万円になる」と断定することはできません。

転職後の収入を考える際は、月給だけでなく、自分の条件を踏まえて手取り額の目安を確認する必要があります。

「毎月手取り30万円」と「年収」は分けて考える

給与を比較する際に注意したいのが、月々の給与と年収の関係です。

たとえば賞与が支給される会社では、年収が高くても毎月の給与が高いとは限りません。

反対に、賞与がなく月々の給与に反映される給与体系もあります。

「毎月の手取りで30万円ほしい」のか、「年間を通じた収入を増やしたい」のかによって、見るべき給与条件は変わります。

求人を比較する際は、月給と年収を混同しないようにしましょう。

トラック運転手の給与を左右する主な要素

トラックドライバーの給与は、単純に「トラックを運転する仕事だから○万円」と決まっているわけではありません。

勤務先や仕事内容、勤務時間などによって条件は異なります。

運転する車両

トラックには、小型・中型・大型などさまざまな車両があります。

運転する車両によって必要な免許が異なるため、保有している免許によって応募できる求人の範囲も変わります。

大型免許などを取得することで、応募できる求人や担当できる業務の選択肢が広がる場合があります。

ただし、大型トラックを運転すれば必ず給与が高くなるわけではありません。実際の給与は勤務先や仕事内容、運行条件などによって異なります。

運行距離や仕事内容

トラックドライバーの仕事には、近距離配送、中距離輸送、長距離輸送などさまざまな働き方があります。

会社によっては、運行内容に応じた手当などを設けている場合があります。

一方で、長距離運行では拘束時間や生活リズムなども近距離配送とは異なる場合があります。

給与だけで運行形態を選ぶのではなく、勤務時間や休息、帰宅できる頻度なども確認することが大切です。

勤務時間

トラックドライバーの仕事には、日勤だけでなく、早朝や夜間に運行するものもあります。

時間外労働や深夜労働などが発生した場合、法令や勤務先の給与体系に応じて割増賃金などが給与に反映されます。

ただし、収入を増やすために長時間働くことを前提に求人を選ぶのはおすすめできません。

給与を比較する際は、「いくらもらえるか」と同時に「どのくらい働くのか」も確認しましょう。

基本給と各種手当

同じ「月収35万円」という求人でも、その内訳は会社によって異なります。

たとえば、基本給に加えて次のような項目が含まれている場合があります。

  • 時間外労働に対する賃金
  • 深夜労働に対する割増賃金
  • 運行内容に応じた手当
  • 資格手当
  • 家族手当
  • 通勤手当

手当の名称や支給条件は会社によって異なります。

求人票の月収例だけを見るのではなく、基本給と各種手当の内訳を確認することが重要です。

トラック運転手の給与データを見るときの注意点

トラックドライバーの収入について調べると、「平均年収○万円」といった情報を目にすることがあります。

こうした数字を見る際は、どの統計を使っているのか確認することが大切です。

「トラック運転手」という一つの給与額があるわけではない

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では、自動車運転従事者について職種別の統計が公表されています。

貨物自動車の運転者についても、「営業用大型貨物自動車運転者」「営業用貨物自動車運転者(大型車を除く)」などの区分があります。

つまり、トラックドライバー全員を一つにまとめた給与だけを見るのではなく、どの職種区分を対象にした数字なのか確認する必要があります。

統計上の給与と手取りは違う

公的統計などで示される賃金額は、必ずしも実際に銀行口座へ振り込まれる「手取り額」を表しているわけではありません。

社会保険料や税金などを差し引いたあとの手取り額は、個人の条件によって異なります。

そのため、平均賃金の数字だけから「平均的なトラック運転手なら手取り30万円をもらえる」と判断することはできません。

手取り30万円を目指すなら求人票のどこを見る?

収入を重視して転職する場合は、「月給○万円」という数字だけで求人を決めないことが大切です。

基本給

まず確認したいのが基本給です。

求人票に記載された月収例には、残業代や各種手当などが含まれている場合があります。

総額だけでなく、基本給がいくら設定されているのかを確認しましょう。

固定残業代の有無

求人によっては、一定時間分の時間外労働に対する賃金を固定残業代として給与に含めている場合があります。

固定残業代がある場合は、金額だけでなく、何時間分に相当するのか、超過した場合にどのように支給されるのかなどを確認しましょう。

各種手当

運行や資格などに関する手当を設けている会社もあります。

ただし、手当は必ず支給されるとは限りません。

支給条件が設定されている場合もあるため、求人票や面接などで確認しましょう。

賞与・昇給

賞与や昇給の有無、支給条件も会社によって異なります。

年間の収入を比較したい場合は、月々の給与だけでなく、賞与なども含めて確認する必要があります。

ただし、賞与は会社の業績や個人の評価などによって変動する場合もあるため、「前年実績」などの表記も確認しましょう。

勤務時間と残業

月収が高く見える求人でも、長い時間外労働を前提とした月収例になっている可能性があります。

求人を見る際は、次の項目も合わせて確認しましょう。

  • 始業・終業時間
  • 所定労働時間
  • 時間外労働の有無や目安
  • 夜勤の有無
  • 休日数
  • 休日出勤の有無

給与額だけではなく、働く時間とのバランスを見ることが重要です。

収入アップを考えるなら免許・資格も確認

トラックドライバーとして仕事の選択肢を広げたい場合は、運転免許や業務に必要な資格について確認してみましょう。

中型免許・大型免許

運転するトラックの車両総重量や最大積載量などによって、必要な免許は異なります。

中型免許や大型免許を取得すると、運転できる車両の範囲が広がります。

その結果、応募できる求人の選択肢が増える可能性があります。

ただし、免許を取得しただけで給与が上がるとは限りません。免許取得後にどのような仕事を担当するのか、勤務先に資格手当などがあるのかも確認しましょう。

けん引免許など

トレーラーなど、けん引する車両を運転する場合には、車両条件に応じてけん引免許が必要になります。

業務によっては、フォークリフト運転技能講習などが必要になる場合もあります。

資格を取得すると担当できる業務の幅が広がる可能性がありますが、必要な資格は求人によって異なります。

資格取得支援制度

会社によっては、中型免許や大型免許などの取得費用を支援する制度を設けている場合があります。

制度がある場合でも、対象となる免許や費用負担の範囲、勤続期間などの条件が設定されていることがあります。

「資格取得支援あり」という表記だけで判断せず、具体的な利用条件を確認しましょう。

未経験から手取り30万円を目指す場合のポイント

未経験からトラックドライバーへの転職を考えている方もいるでしょう。

未経験者を対象とした求人もありますが、「未経験だからすぐに手取り30万円をもらえる」とは限りません。

研修期間中の給与を確認する

会社によっては、入社後に同乗研修などを行う場合があります。

研修期間中の給与条件が通常勤務時と異なるケースもあるため、応募前に確認しておきましょう。

月収例の条件を確認する

求人に「月収40万円可能」と記載されていても、それが入社直後から誰でも受け取れる金額とは限りません。

経験年数や運行回数、残業時間、各種手当などを含んだモデルケースとして掲載されている場合があります。

「月収例はいくらか」だけでなく、「どのような条件でその金額になるのか」を確認することが大切です。

仕事内容も確認する

収入だけを基準に求人を選ぶと、入社後に仕事内容とのミスマッチが起こる可能性があります。

たとえば、次のような条件も確認しましょう。

  • 運行距離
  • 配送件数
  • 荷物の種類
  • 手積み・手降ろしの有無
  • 荷待ち時間
  • 勤務時間
  • 休日
  • 帰宅できる頻度

長く働くことを考えるなら、収入と仕事内容の両方を比較することが重要です。

女性が手取り30万円を目指す場合

トラックドライバーの給与を考える際、性別だけで「稼げる・稼げない」を判断することは適切ではありません。

実際の給与は、勤務先や仕事内容、勤務時間、運行内容、保有免許などによって異なります。

性別ではなく給与条件を確認する

求人に「女性歓迎」などと記載されていても、それだけで給与が高い・低いと判断することはできません。

基本給や各種手当、勤務時間などの給与条件を具体的に確認しましょう。

荷役作業も確認する

トラックドライバーの仕事には、運転だけでなく荷物の積み込み・積み下ろしを伴うものがあります。

手積み・手降ろしを行う仕事もあれば、カゴ台車やフォークリフトなどを使用する仕事もあります。

性別だけで仕事の向き・不向きを判断せず、自分の体力や希望に合った仕事内容を選ぶことが大切です。

子育てとの両立を考える場合

子育てと仕事を両立したい場合は、給与だけでなく勤務時間や休日も重要です。

求人によっては、日勤のみの仕事や勤務時間について相談できる場合があります。

一方で、早朝・深夜勤務や残業が発生する仕事もあります。

保育園・学校などの時間と合わせられるか、始業・終業時間、残業、休日、急な休みへの対応などを確認しましょう。

手取り30万円を目指す求人選びのチェックポイント

トラックドライバーとして収入アップを目指す場合は、次のような項目を比較してみましょう。

  • 基本給はいくらか
  • 固定残業代が含まれているか
  • 各種手当にはどのような支給条件があるか
  • 賞与・昇給はあるか
  • 勤務時間はどのくらいか
  • 残業・夜勤はどの程度あるか
  • 年間休日や休日の曜日はどうなっているか
  • どの車両を運転するのか
  • 必要な免許・資格は何か
  • 荷役作業はどの程度あるか
  • 資格取得支援制度はあるか
  • 研修期間中の給与はいくらか

「月収○万円」という数字だけではなく、その給与を得るためにどのような勤務が必要なのかまで確認することがポイントです。

トラック運転手の手取り30万円に関するよくある質問

トラック運転手なら手取り30万円をもらえますか?

勤務先や仕事内容、額面給与、税金・社会保険料などによって異なるため、一概にはいえません。

求人に記載されている「月給30万円」と「手取り30万円」は異なります。

手取り30万円を希望する場合は、総支給額や各種手当などを確認したうえで、自分の条件に応じた手取り額を考える必要があります。

手取り30万円には額面でいくら必要ですか?

必要な額面給与は一律ではありません。

社会保険料や所得税、住民税、扶養状況などによって控除額が変わるためです。

「額面○万円=手取り30万円」と固定して考えないようにしましょう。

大型トラックなら手取り30万円を目指しやすいですか?

大型トラックを使用する求人のなかには、給与条件が異なるものがありますが、大型トラックを運転するだけで手取り30万円が保証されるわけではありません。

運行内容や勤務時間、給与体系、各種手当などを求人ごとに確認する必要があります。

長距離ドライバーなら収入は高くなりますか?

長距離運行に対する手当などを設けている会社もありますが、給与体系は勤務先によって異なります。

また、長距離輸送では勤務時間や生活リズムなども確認する必要があります。

給与額だけでなく、働き方全体を見て判断しましょう。

未経験でも手取り30万円を目指せますか?

未経験者を対象とした求人にもさまざまな給与条件があります。

入社時の給与や研修期間中の条件、独り立ち後の給与などは会社によって異なるため、応募前に確認しましょう。

女性でも手取り30万円を目指せますか?

給与条件は性別だけで決まるものではありません。

勤務先や仕事内容、勤務時間、運行内容、保有免許などによって異なります。

求人を比較する際は、「女性歓迎」といった表記だけでなく、基本給や手当、勤務時間などの具体的な条件を確認しましょう。

まとめ

トラック運転手として手取り30万円を目指す場合は、「トラックドライバーなら稼げる」「大型や長距離なら必ず高収入」と考えるのではなく、給与の仕組みを理解して求人を比較することが重要です。

今回のポイントをまとめます。

  • 「月給30万円」と「手取り30万円」は異なる
  • 手取り額は社会保険料や税金、扶養状況などによって変わる
  • 「額面○万円なら必ず手取り30万円」とは断定できない
  • 月収と年収は分けて考える
  • 給与は車両・運行内容・勤務時間・給与体系などによって異なる
  • 大型免許などを取得すると応募できる求人の幅が広がる場合がある
  • 大型・長距離だから必ず高収入になるわけではない
  • 求人票では基本給・固定残業代・各種手当・賞与・勤務時間などを確認する
  • 月収例を見る場合は、その金額になるための条件も確認する
  • 女性も性別ではなく具体的な仕事内容と給与条件を確認することが大切

手取り30万円を目標にするなら、「給与はいくらか」だけでなく、「どのような働き方でその給与になるのか」を確認しましょう。

給与だけでなく、勤務時間や休日、運行距離、荷役作業なども含めて比較することで、自分に合った求人を見つけやすくなります。

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