
「タンクローリーの年収は、どのくらいなのかな」「女性でも運転できるのかな」と気になっていませんか。
タンクローリーは、ガソリンや化学品などの液体を運ぶ専用のトラックです。年収は求人の例で400万〜550万円前後が見られ、専門性が求められる分だけ高めになる傾向があります。この記事では、タンクローリーの年収の目安と、女性が目指す方法をわかりやすく解説します。
- タンクローリー運転手の年収の目安
- 必要な免許・資格
- 仕事内容と、女性が働くときのポイント
- 未経験の女性が目指すステップ
目次
タンクローリー運転手の年収の目安
まずは、タンクローリー運転手の年収の目安を確認しましょう。金額は会社や運ぶ荷物で変わるため、あくまで参考にしてください。
求人では年収400万〜550万円前後の例が多い
タンクローリーとは、ガソリン、灯油、化学薬品、食品などの液体や粉を運ぶ、専用のタンクを積んだトラックです。求人を見ると、年収400万〜550万円前後の例がよく見られます。
運ぶ荷物の種類や、車両の大きさ、賞与の有無によって、金額は変わります。経験を積むほど、収入が上がる傾向があります。
全国平均との比べ方
全日本トラック協会の調査では、トラックドライバー全体の1か月の平均賃金は約36万円で、賞与を加えた月額は約40万円とされています。この数字は調査年度によって変わるうえ、すべての車両と業種を含んだ平均です。
タンクローリーだけの平均ではない点に注意が必要です。危険物や化学品を扱う仕事は、専門の知識が求められるため、一般のトラックより高めの求人もあります。
運ぶ荷物による比較
| 運ぶ荷物 | 年収の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| ガソリン・灯油 | 標準〜やや高め | ガソリンスタンドなどへの配送が中心 |
| 化学薬品 | やや高め〜高め | 工場間の輸送が多く、専門知識が必要 |
| 食品(牛乳・食用油など) | 標準的 | 衛生管理が重視される |
表は傾向を示したものです。実際の金額は、個別の求人で確認してください。
タンクローリーに必要な免許と資格
タンクローリーは、荷物によって必要な資格が変わります。まずは、基本となる免許と資格を確認しましょう。
車両の大きさに合った運転免許
運転には、車両の大きさに合った免許が必要です。大型のタンクローリーなら、大型免許が必要になります。小型や中型のタンクローリーもあり、それぞれ準中型免許や中型免許で運転できる場合があります。
応募する前に、求人の車両がどの免許で運転できるかを確認しましょう。免許の取得を支援する会社もあります。
危険物取扱者の資格
ガソリンや灯油などの危険物を運ぶ場合は、危険物取扱者の資格が必要です。危険物取扱者とは、消防法で定められた、危険物を扱うための国家資格のことです。
危険物を運ぶタンクローリーには、危険物取扱者が乗務し、免状を携帯する決まりがあります。ガソリンや灯油を運ぶなら、乙種第4類の取得が目安になります。試験に年齢の制限はなく、未経験でも挑戦できます。
その他の資格
運ぶ荷物によっては、ほかの資格も求められます。たとえば、高圧ガスを運ぶ場合は、専用の講習や資格が必要です。
毒物や劇物を運ぶ場合は、決められた安全対策を守る必要があります。会社が取得を支援してくれる場合もあるため、入社前に制度を確認しましょう。
タンクローリーの仕事内容と安全対策
タンクローリーの仕事には、一般のトラックと違う特徴があります。仕事の流れと、守るべきルールを知っておきましょう。
積み込みから荷降ろしまでの流れ
1日の流れは、出荷基地でタンクに液体を積み、届け先まで運んで、荷降ろしをする形が基本です。荷降ろしは、ホースを接続して、ポンプなどで送り出します。
荷降ろしのときは、作業の手順を守って行います。危険物を扱うため、周囲に火気がないか確認し、手順どおりに進めることが大切です。
運転で気をつけること
液体を積んだタンクは、走行中に中身が揺れます。カーブやブレーキのとき、車体が不安定になりやすい特徴があります。
- カーブの手前で、しっかり速度を落とす
- 急ブレーキや急ハンドルを避ける
- 車間距離を十分にとる
揺れる荷物を積んでいることを意識して、ゆとりのある運転を心がけましょう。積載量や荷物の種類は、運行前に必ず確認します。
勤務時間と泊まりの有無
ガソリンスタンドへの配送は、早朝や夜間の勤務が含まれる場合があります。化学品の輸送では、長距離や泊まりの運行が含まれる場合もあります。
勤務時間は、会社や運ぶ荷物によって違います。自分の生活に合う勤務時間かどうかを、応募前に確認しましょう。
タンクローリーで女性が働くときのポイント
タンクローリーのドライバーは、まだ男性が多い仕事です。ただし、女性が活躍している現場もあります。
体力面の負担は比較的少なめ
タンクローリーは、荷物を手で積み下ろす作業が少ない仕事です。重い荷物を持つ場面が少ないため、体力面の負担を抑えやすい特徴があります。
ホースの接続や取り外しは、力が必要な場面もあります。補助の道具が整った会社や、女性の在籍がある会社を選ぶと、安心して働けます。
設備が整った会社を選ぶ
女性が長く働くには、職場の設備も大切です。更衣室、トイレ、休憩所などが整っているかを確認しましょう。
- 女性用の更衣室やトイレがあるか
- 研修や同乗指導の制度があるか
- 資格取得を支援する制度があるか
面接のときに、実際の職場を見せてもらうのも一つの方法です。
無理のない勤務を守る
年収を上げたい気持ちから、働きすぎるのはおすすめできません。トラックドライバーの労働時間や休息には、国のルールがあります。
決められた休憩や休息を守ることが、安全と健康、そして長く働くことにつながります。危険物を運ぶ仕事だからこそ、体調管理が大切です。
未経験の女性がタンクローリーを目指すステップ
未経験からでも、順番に進めば目指せます。無理のない計画を立てましょう。
まずは免許を取る
最初のステップは、必要な運転免許を取ることです。普通免許を持っている場合は、教習所に通って、中型免許や大型免許を取る方法があります。
取得には、年齢や運転経歴の条件があります。条件を満たしているかは、申し込み前に教習所で確認しましょう。
危険物取扱者の資格を取る
次に、危険物取扱者乙種第4類の取得を目指します。試験は、参考書や過去問を使った独学でも、合格を目指せます。
入社前に取得しておくと、求人の選択肢が広がります。会社によっては、入社後に費用を負担してくれる場合もあります。
未経験歓迎の会社に応募する
免許と資格がそろったら、未経験歓迎の会社に応募しましょう。研修や同乗指導のある会社なら、運転や荷降ろしの手順を順番に学べます。
タンクローリーの年収に関するよくある質問
Q. タンクローリーは一般のトラックより年収が高いですか?
専門性が求められる分、高めの求人もあります。ただし、必ず高いとは限りません。会社や運ぶ荷物で変わるため、求人票の総額で比べましょう。
Q. 女性でもタンクローリーに乗れますか?
乗れます。免許と必要な資格があれば、性別に関係なく働けます。女性ドライバーの在籍がある会社も増えています。
Q. 危険物取扱者の資格は必ず必要ですか?
ガソリンや灯油などの危険物を運ぶ場合は必要です。食品などを運ぶタンクローリーなら、不要な場合もあります。応募する求人の条件を確認しましょう。
Q. 未経験でも応募できますか?
応募できます。未経験者向けの研修を用意している会社を選ぶと、安心して始められます。資格の取得を支援する制度があるかも確認しましょう。
まとめ
タンクローリーの年収について、ポイントを振り返ります。
- 求人では年収400万〜550万円前後の例がある
- 運ぶ荷物によって、年収の傾向が変わる
- 危険物を運ぶなら、乙種第4類などの資格が目安
- 荷物の積み下ろしは少なく、女性も目指しやすい
- 休憩や休息を守り、長く働ける求人を選ぶ
数字はあくまで目安です。応募の前に、求人票の条件を確認しましょう。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


