
「8tトラックの給料は、どのくらいなのかな」「3tや大型と比べて、どれくらい違うの?」と気になっていませんか。
8tトラックは、中型クラスの代表的な車両です。給料は月収で30万〜38万円前後の求人が多く、小型より高めになりやすい傾向があります。この記事では、8tトラックの給料の目安と、収入に差が出る理由をわかりやすく解説します。
- 8tトラックドライバーの給料の目安
- 3tや大型と比べた収入の違い
- 必要な免許と仕事内容
- 未経験の女性が目指すステップ
目次
8tトラックドライバーの給料の目安
まずは、8tトラックの給料の目安を確認しましょう。金額は会社や地域によって変わるため、あくまで参考にしてください。
求人でよく見る月収は30万〜38万円前後
8tトラックとは、荷物を約8トン近く積める、中型から大型クラスのトラックのことです。求人では、月収30万〜38万円前後の例がよく見られます。
たとえば、日給1万4,000円で22日働くと、月収は30万8,000円です。日給1万6,000円で23日働くと、36万8,000円になります。求人の一例であり、全員が同じ金額になるわけではありません。
全国平均との比べ方
全日本トラック協会の調査では、トラックドライバー全体の1か月の平均賃金は、約36万円とされています。この数字は、小型から大型まで、すべての車両の運転手を含んだ平均です。
8tトラックだけの平均ではない点に注意が必要です。一般に、中型の運転手は大型より低く、小型より高い傾向があります。そのため、求人の金額も、全体平均に近い水準になることが多くなります。
車両の大きさ別の比較
| 車両の大きさ | 給料の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2t・3tトラック | 標準的 | 近距離の配送が中心で、始めやすい |
| 8t・中型トラック | やや高め | 運ぶ量が増え、中距離の仕事も多い |
| 大型トラック | 高め | 長距離が多く、責任も大きくなる |
表の内容は、求人でよく見られる傾向です。実際の金額は、会社ごとの給与体系で決まります。
8tトラックの給料が決まる仕組み
同じ8tトラックでも、給料には差が出ます。仕組みを知ると、求人票の数字を正しく読み取れます。
基本給と手当の組み合わせ
給料は、基本給と各種手当で成り立っています。手当とは、基本給とは別に、条件を満たすと支給されるお金のことです。
- 残業手当:決められた時間を超えて働いた分
- 深夜手当:夜10時から朝5時に働いた分
- 無事故手当:事故を起こさず走った場合に出るもの
- 長距離手当:運行距離が長い場合に出るもの
求人を比べるときは、基本給だけでなく、手当を含めた総額で見るのが大切です。手当の種類は、会社によって大きく違います。
運ぶ荷物と運行距離による差
運ぶ荷物の種類でも、給料は変わります。たとえば、冷凍・冷蔵品や、危険物の運搬は、専用の知識が必要なため、手当がつく場合があります。
運行距離も影響します。8tトラックは、近距離から中距離の運行が多く、泊まりの運行がある仕事は、手当の分だけ収入が上がる傾向があります。ただし、生活リズムが変わるため、自分の状況に合うかを確認しましょう。
日給制・月給制・歩合制の違い
給料の払い方には、日給制、月給制、歩合制があります。月給制は、毎月の金額が安定しやすい方式です。日給制は、働いた日数で金額が決まります。
歩合制は、運んだ量や回数に応じて金額が変わる方式です。収入を安定させたい人は、固定の部分が大きい求人を選ぶと安心です。
8tトラックの仕事内容と必要な免許
収入だけでなく、仕事の中身や必要な免許も知っておきましょう。自分の生活と見比べて選ぶことが大切です。
必要な免許は中型免許が目安
8tトラックと呼ばれる車両には、中型免許で運転できるものと、大型免許が必要なものがあります。中型免許は、車両総重量7.5トン以上11トン未満、最大積載量4.5トン以上6.5トン未満の自動車を運転できる免許で、これを超える車両には大型免許が必要です。
2007年6月より前に普通免許を取った人は「中型免許(8t限定)」にあたり、車両総重量8トン未満・最大積載量5トン未満の車両を運転できます。2007年6月から2017年3月までに取った人は「準中型免許(5t限定)」にあたり、運転できる範囲がさらに狭くなります。免許の区分によって運転できる車が変わるため、求人で必ず確認しましょう。
主な仕事は近距離から中距離の配送
8tトラックは、スーパーや工場への配送、建築資材の運搬、倉庫間の輸送などで使われます。日帰りの仕事も多く、地場の配送なら、夜は自宅に帰れる働き方がしやすい車両です。
荷物の量が多いぶん、積み下ろしの作業も増えます。フォークリフトを使う現場なら、体力の負担を抑えられます。応募前に、荷役作業の内容を確認しておきましょう。
1日の流れと体力面
1日の流れは、出社して点呼を受け、車両を点検してから配送に出る形が一般的です。配送後は戻って、荷物や車両の状態を報告します。
体力面は、荷物の種類や積み方で変わります。荷役が少ない求人や、補助の道具が整った会社を選ぶと、女性でも無理なく続けやすくなります。
未経験の女性が8tトラックを目指すステップ
未経験から始める場合も、順番に進めば目指せます。焦らずに、できることから取り組みましょう。
まずは免許の取得から始める
最初のステップは、必要な免許を取ることです。普通免許を持っている場合は、教習所に通って、中型免許を取る方法があります。
取得には、年齢や運転経歴の条件があります。中型免許は、20歳以上で、普通免許を持っていた期間などが通算2年以上という条件です。条件を満たしているかは、申し込み前に教習所で確認しましょう。
小型から経験を積んで段階的に進む
いきなり8tトラックに乗るのが不安なら、2tや3tトラックから始める方法もあります。運転や荷役の経験を積んでから、中型へ進むと安心です。
会社によっては、免許の取得費用を支援する制度があります。制度の有無は、求人票や面接で確認しましょう。
無理のない働き方を守る
収入を上げたい気持ちから、働きすぎるのはおすすめできません。トラックドライバーの労働時間や休息には、国のルールがあります。
決められた休憩や休息を守ることが、安全と健康、そして長く働くことにつながります。求人は、休日の日数や残業の実態も含めて比べましょう。
8tトラックの給料に関するよくある質問
Q. 8tトラックは3tトラックより給料が高いですか?
一般に、車両が大きいほど手当がつきやすく、高くなる傾向があります。ただし、会社や運行内容で変わるため、求人ごとに確認が必要です。
Q. 女性でも8tトラックに乗れますか?
乗れます。給料や仕事の内容は、性別ではなく、免許や働き方で決まります。女性歓迎の求人も増えており、働きやすい環境の会社を選べます。
Q. 未経験でも中型トラックの仕事に就けますか?
就けます。未経験者向けに、研修や同乗指導を用意する会社もあります。免許の条件を満たしているかを、先に確認しましょう。
Q. 給料以外に確認すべきことは何ですか?
荷役作業の内容、休日の日数、社会保険の有無などです。面接で1日の流れを質問しておくと、入社後のミスマッチを防げます。
まとめ
8tトラックの給料について、ポイントを振り返ります。
- 求人では月収30万〜38万円前後の例が多い
- 小型より高く、大型より低めの傾向がある
- 給料は、基本給と各種手当の組み合わせで決まる
- 運転には、中型免許が必要になる車両が主
- 休憩や休息を守って、長く働ける求人を選ぶ
数字はあくまで目安です。応募の前に、求人票の条件を確認しましょう。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


