
「夜間配送の給料は、昼の仕事よりどれくらい高いのだろう」「夜に働くのは体がきつくないだろうか」と気になっていませんか。
夜間配送とは、夜から明け方にかけて荷物を運ぶ仕事です。昼間より道路がすいていて、給料も高めになりやすい働き方です。
この記事では、次のことが分かります。
- 夜間配送の給料の目安
- 夜間の給料が高くなる理由と、確認したいポイント
- 体調管理のコツと、未経験から始める方法
金額は調査や求人によって幅があるため、あくまで目安として読んでください。
目次
夜間配送とは?仕事内容と給料の基本
給料の話に入る前に、夜間配送がどんな仕事なのかを整理します。仕事の中身が分かると、給料の仕組みも理解しやすくなります。
夜間配送の特徴
夜間配送とは、夕方から深夜、明け方にかけて荷物を運ぶ仕事です。物流センター同士を結ぶ幹線輸送や、コンビニ・スーパーへの店舗配送が代表的です。
朝の開店までに商品を届ける必要があるため、時間を守る意識が大切になります。
給料の目安は月28万〜40万円前後
夜間配送の月給は、おおむね28万〜40万円前後の求人が多いとされています。同じ車の大きさで比べると、日勤の配送より数万円高いケースが目立ちます。
| 車の大きさ | 月給の目安 |
|---|---|
| 小型(2tクラス) | 25万〜32万円前後 |
| 中型(4tクラス) | 28万〜36万円前後 |
| 大型(10tクラス) | 32万〜42万円前後 |
表の金額は一般的な傾向を示したものです。求人票では、基本給と手当の内訳まで必ず確認してください。
夜間配送の給料が高めになる理由
夜間配送の給料が高い背景には、法律で決まっている割増賃金があります。仕組みを知っておくと、求人票の見方も変わります。
深夜手当(深夜割増賃金)
労働基準法では、午後10時から午前5時までの時間に働いた分に、25%以上の割増賃金を払うと決められています。これを深夜手当と呼びます。
深夜の時間帯に働くと、同じ時間でも時給が1.25倍以上になります。夜間配送の給料が高めになる、いちばんの理由です。
夜勤手当や運行手当
会社によっては、深夜手当とは別に、夜勤手当や運行手当が付きます。
- 深夜手当:午後10時〜午前5時の勤務に対する割増
- 夜勤手当:夜勤に入った回数に応じた会社独自の手当
- 運行手当:走行距離や運ぶ荷物に応じた手当
手当の名前や金額は会社ごとに違います。内訳が分かる求人を選ぶと、入社後のずれを防げます。
残業時間の決まり
夜間は道路がすいているぶん、長時間走りたくなる場面もあります。しかし、運転手の拘束時間や休息時間は国の基準で定められています。
給料を増やすために、基準を超えて働くことは認められません。無理なく働ける会社かどうかも、給料と同じくらい大切です。
夜間配送と日勤の給料・働き方を比較
夜間配送が自分に合うかを判断するために、日勤の配送と並べて比べてみましょう。
主な違い
| 項目 | 夜間配送 | 日勤の配送 |
|---|---|---|
| 月給の目安 | 28万〜40万円前後 | 25万〜35万円前後 |
| 道路の混雑 | 少ない | 多い |
| 生活リズム | 昼夜逆転になりやすい | 整えやすい |
| 向いている人 | 日中に時間を使いたい人 | 家族と夜を過ごしたい人 |
収入は夜間のほうが高めです。一方で、生活リズムの調整が必要になります。収入と体への負担を、両方見て選ぶことが大切です。
1日の流れ
夕方に出社し、車の日常点検とアルコールチェックを済ませます。点呼を受けてから、荷物を積んで出発します。
夜のうちに配送先を回り、休憩を取りながら走ります。明け方に会社へ戻り、日報を書いて仕事が終わります。
夜間配送で体調を保つ4つのコツ
夜間の仕事で心配なのは、眠気と生活リズムの乱れです。収入を得るためにも、体調管理は欠かせません。
- 勤務前にしっかり睡眠を取る
- 眠気を感じたら、安全な場所に停車して休憩する
- 決まった時間に食事をとり、水分を補給する
- 休日も寝る時間を大きくずらさない
運転中に眠気を感じたら、我慢して走り続けてはいけません。眠気を感じた時点で、安全な場所に止まって休むことが基本です。
休憩中の飲酒は禁止されています。勤務前後のお酒にも注意し、翌日に残らないようにしましょう。
遮光カーテンを使うなど、昼間でも眠れる部屋づくりも効果的です。
未経験から夜間配送ドライバーを目指すには
運送の経験がなくても、夜間配送は目指せます。始め方を3つのステップで見てみましょう。
必要な免許を確認する
まずは、持っている免許で運転できる車を確認します。免許は、準中型・中型・大型の順に運転できる車が大きくなります。2017年3月以降に取った普通免許では、運転できる車の範囲が従来より狭い点にも注意が必要です。
免許がなくても応募できる求人は、実際にあります。取得支援のある会社を選ぶ方法もあります。
研修と同乗期間のある会社を選ぶ
夜の道は昼と見え方が違います。先輩が助手席に乗って教えてくれる期間があるか、面接で確認しましょう。
公的な支援制度も調べる
ハローワークでは、職業訓練や求職者向けの支援を案内しています。条件に合えば、費用の負担を減らして免許取得を目指せる場合もあります。制度の内容は変わるため、最新の情報を窓口で確認してください。
トラックドライバーという選択肢
夜間配送に限らず、トラックドライバーは収入と働き方の選択肢が広い仕事です。女性が活躍できる環境も、年々整ってきています。
収入と雇用の安定性
物流は社会を支える仕組みのため、ドライバーの需要は続いています。経験を積むほど収入を上げやすく、長く働ける仕事です。
未経験・ブランクからの転職
学歴や職歴よりも、免許と安全意識が重視される傾向があります。事務職や販売職から転職した人も、少なくありません。
子育てとの両立
家族の協力が得られる時期なら、夜間配送で収入を増やす選択もあります。日勤のみの求人も多く、「トラガール」では、女性が働きやすい求人を探せます。
夜間配送の給料に関するよくある質問
最後に、よくある疑問をまとめました。
夜間配送は女性でも続けられますか?
続けられます。夜間の店舗配送や幹線輸送でも、女性ドライバーは活躍しています。休憩場所の安全や、会社の防犯体制も確認すると安心です。
月給35万円は目指せますか?
中型以上の車に乗り、深夜手当や各種手当が充実した会社を選べば、目指せる水準です。ただし、基準を超える長時間労働に頼らない会社かを確認してください。
深夜手当はいくら付きますか?
午後10時から午前5時の勤務には、通常の賃金の25%以上が上乗せされます。実際の金額は、基本給の額で変わります。
未経験でも給料は下がりませんか?
入社直後は、経験者より低めに設定されることがあります。経験と資格が増えるにつれて、収入は上がっていく傾向があります。
まとめ
夜間配送の給料について、ポイントを振り返ります。
- 月給の目安は、28万〜40万円前後とされています
- 深夜の勤務には、25%以上の割増賃金が付きます
- 日勤より収入は高めですが、生活リズムの調整が必要です
- 眠気を感じたら、安全な場所で休むことが基本です
- 未経験でも、研修のある会社なら始めやすい仕事です
求人を見るときは、月給の数字だけでなく、手当の内訳や休憩の取りやすさまで確認しましょう。
トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


