
「トラックの免許を取りたいけれど、費用が心配。ハローワークで支援を受けられないのかな」と考えていませんか。
ハローワークには、免許や資格の取得を後押しする制度がいくつかあります。ただし、制度ごとに対象の人や条件が違うため、自分に合うものを知ることが大切です。
この記事でわかることは、次のとおりです。
- ハローワークで受けられる免許取得の支援制度
- 制度ごとの対象者と、申し込みの流れ
- トラックの免許を目指す場合の考え方
- 支援を受けるときの注意点
制度の内容や金額は、見直されることがあります。申し込み前に、ハローワークの窓口か公式サイトの最新の案内で確認してください。
目次
ハローワークの免許取得支援とは?全体像をつかむ
ハローワーク(公共職業安定所)は、仕事探しを手伝う国の機関です。ハローワークでは、職業訓練や給付金の案内を通して、免許・資格の取得を支援しています。
支援の入り口は「窓口での相談」
制度を使うには、まず窓口で求職の登録をし、希望を相談します。担当の職員が、本人の状況に合う制度を案内してくれます。いきなり免許の費用を出してもらえるわけではない点は、押さえておきましょう。
代表的な制度は3つ
主な制度は、公共職業訓練、求職者支援訓練、教育訓練給付金の3つです。次の章から、順に紹介します。
公共職業訓練と求職者支援訓練
どちらも、仕事に必要な知識や技能を学ぶ訓練です。対象となる人が違うため、雇用保険の受給状況で使い分けます。
公共職業訓練(離職者向け)
雇用保険を受けている人が主な対象です。受講料は無料で、テキスト代などは自己負担となるのが一般的です。訓練期間中は、一定の条件を満たせば、雇用保険の給付を受け続けられます。
求職者支援訓練
雇用保険を受けられない人向けの訓練です。収入や資産などの条件を満たすと、訓練を受けながら給付金を受け取れる場合があります。条件の確認は、ハローワークで行います。
物流関連のコースがあるか確認する
地域によって、フォークリフトや玉掛けなど、物流に関わるコースが開かれています。トラックの運転そのものを教えるコースは、地域によって有無が異なります。お住まいの地域で募集中のコースを、窓口で必ず確認しましょう。
教育訓練給付金で免許の費用の一部を戻す
教育訓練給付金は、対象の講座を修了すると、受講料の一部が戻る国の制度です。在職中の人も使える点が、職業訓練との大きな違いです。
制度の種類
主に、一般教育訓練、特定一般教育訓練、専門実践教育訓練の3種類があります。戻る割合や上限額は、種類ごとに異なります。
トラックの免許は対象になる?
大型自動車免許などの講座が、対象に指定されている場合があります。ただし、教習所や講座ごとに指定が必要です。通いたい教習所が対象かどうかは、事前に調べる必要があります。
受けるための条件
雇用保険の加入期間などの条件があります。必ず受講を始める前に、ハローワークで受給資格の確認と手続きをしてください。受講後では間に合わないことがあります。
制度を比べて、自分に合うものを選ぶ
それぞれの制度は、使える人も、もらえる支援も違います。下の表で整理しました。
| 制度 | 主な対象 | 支援の内容 |
|---|---|---|
| 公共職業訓練 | 雇用保険を受けている求職者 | 受講料が無料(教材費は自己負担) |
| 求職者支援訓練 | 雇用保険を受けられない求職者 | 受講料が無料。 | 条件を満たせば給付金も | 教育訓練給付金 | 雇用保険の加入期間などを満たす人 | 受講料の一部が戻る |
どの制度が使えるかは、本人の雇用保険の状況で変わります。まずは窓口で、自分の状況を伝えましょう。
支援を受けるときの注意点
制度を使う前に、次の点に気をつけましょう。
申し込みの時期に余裕を持つ
職業訓練には、募集の締め切りと選考があります。希望しても、定員の関係で受講できないことがあります。免許を取りたい時期の数か月前から、相談を始めるのが安心です。
自己負担が残ることもある
受講料が無料でも、教材費や交通費は自己負担となる場合があります。総額でいくらかかるかを、確認しておきましょう。
就職活動も並行する
職業訓練の期間中は、就職に向けた活動も求められます。免許を取った後の働き先も、考えておきましょう。
ハローワーク以外の費用を抑える方法
ハローワークの制度が使えなくても、ほかの方法があります。
会社の資格取得支援
運送会社には、入社後に免許の費用を負担してくれる会社があります。求人票に「免許取得支援あり」と書かれていないか確認しましょう。
教習所の分割払い
教習所では、ローンやカード払いで費用を分けて払えます。手数料がかかる場合があるため、総額を確認して選びます。
トラックドライバーという選択肢
免許取得の支援を上手に使えば、費用の不安を抑えて挑戦できます。支援制度と会社の支援を組み合わせると、自己負担をさらに減らせる場合があります。
未経験からの転職
未経験者を受け入れる会社では、研修や同乗指導があります。免許を取ってから応募しても、取得中に応募しても、道は開かれています。
子育てとの両立
勤務時間や休みの相談に応じる会社もあります。女性や子育て中の方向けの求人は、「トラガール」で探せます。
ハローワークの免許取得支援に関するよくある質問
最後に、よくある疑問をまとめました。
在職中でも相談できますか
相談できます。在職中の人は、教育訓練給付金が使えるかを中心に確認しましょう。
失業していなくても使える制度はありますか
教育訓練給付金は、条件を満たせば在職中でも使えます。職業訓練は、求職者が対象です。
どのくらい前から準備すればいいですか
職業訓練は募集時期が決まっています。数か月前から窓口で相談すると、スケジュールを組みやすくなります。
支援を受けたら必ず就職しなければなりませんか
制度によって決まりが異なります。職業訓練では、就職活動への協力が求められます。内容は、申し込み時に確認してください。
まとめ
ハローワークの免許取得支援のポイントを振り返ります。
- ハローワークでは、職業訓練や給付金を通して免許・資格を支援している
- 公共職業訓練は雇用保険を受けている人、求職者支援訓練は受けられない人が対象
- 教育訓練給付金は、条件を満たせば在職中でも使える
- 制度の利用は、受講を始める前にハローワークへ相談する
- 会社の取得支援や教習所の分割払いも組み合わせられる
制度を知って使えば、費用の不安は小さくできます。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


