
「4tトラックの給料って、実際どれくらいなの?」「未経験の女性でも、生活できる収入になるの?」と気になっていませんか。
4tトラックは、中型トラックとも呼ばれる、物流の中心を支える車両です。大型ほど運転の難しさはなく、小型ほど稼ぎが少ないわけでもありません。そのため、転職先として注目する女性が増えています。
この記事では、次の内容がわかります。
- 4tトラックドライバーの月収・年収の目安
- 給料が決まる仕組みと、手取りの考え方
- 仕事の種類による収入の違い
- 収入を上げるための具体的なポイント
- 未経験の女性が始めるときの注意点
給料の内訳を知ると、求人票の見え方が変わります。ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
4tトラックドライバーの給料の目安
最初に、4tトラックドライバーの収入の全体像を確認します。数字は会社や地域で変わるため、あくまで目安として見てください。
月収と年収の目安
4tトラックドライバーの月収は、おおむね25万〜35万円前後が目安です。年収にすると、350万〜450万円前後になる傾向があります。
国の統計でも、中型クラスのトラック運転者の年収は、400万円前後とされています(調査年や集計方法により金額は異なります)。ただし、残業時間や手当の有無で、年収は上下に大きく動きます。
給料の内訳を知る
求人票の「月給」には、いくつかの項目が含まれます。主な内訳は次のとおりです。
- 基本給:毎月ほぼ固定でもらえるお金
- 残業手当:決まった時間を超えて働いた分の割増賃金
- 無事故手当:事故を起こさなかった月に出る手当
- 深夜手当:夜10時から朝5時に働いた分の上乗せ
- 長距離手当:泊まりを伴う運行に付く手当
手当は会社ごとに名前も金額も違います。基本給が低く手当で膨らませた求人もあるため、基本給と手当を分けて確認することが大切です。
手取りはいくらになる?
月収から、社会保険料や税金が引かれた金額が手取りです。目安として、月収の75〜85%ほどが手取りになります。
たとえば月収30万円なら、手取りはおよそ23万〜25万円です。家賃や保育料を考えるときは、手取りで計算してください。
4tトラックの仕事内容による給料の違い
同じ4tトラックでも、運ぶ荷物や走るエリアで収入は変わります。ここでは代表的な仕事を比べます。
仕事の種類別の比較
| 仕事の種類 | 給料の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 地場配送(日帰り) | 月収25万〜30万円前後 | 毎日家に帰れる。子育て中でも続けやすい |
| ルート配送 | 月収25万〜32万円前後 | 決まった配送先を回る。仕事を覚えやすい |
| 引っ越し・家具配送 | 月収28万〜35万円前後 | 荷物の積み下ろしが多く、体力が必要 |
| 中距離・長距離 | 月収30万〜40万円前後 | 手当が付きやすい。泊まりや夜間運行がある |
数字はあくまで傾向です。収入の高さと、働きやすさは別々に考える必要があります。長距離は稼げる一方、家を空ける日が増えます。
現場のリアルな一日
地場配送の一日は、朝の点検から始まります。タイヤの傷やライトの点灯、ブレーキの効きを確認し、荷物を積みます。荷物は荷崩れしないよう、ロープやベルトで固定します。
配送先では、荷物を台車に載せて運びます。重い荷物はリフトやパワーゲートという昇降装置を使えるため、力に自信がなくても続けられます。
走行中は、ルールを守ることが最優先です。連続運転が4時間を超える前に休憩を取るなど、改善基準告示で決まった休みを守る会社が、安心して働ける会社といえます。
4tトラックドライバーの給料を上げる方法
同じ仕事でも、工夫しだいで収入は増やせます。ここでは現実的な方法を紹介します。
資格や免許を増やす
免許の区分を知っておくと、求人選びで役立ちます。2017年3月以降に普通免許だけを取った人は、運転できる車が車両総重量3.5t未満までです。準中型免許を加えると、車両総重量7.5t未満まで運転できます。
4tトラックは、車両総重量が7.5tを超える車種も多く、中型免許が必要になる求人が多くあります。応募前に、必要な免許を必ず確認してください。
フォークリフト免許などを取ると、手当が付く会社もあります。会社が費用を負担する制度の有無も、確認ポイントです。
収入アップのポイント
- 基本給が高い会社を選ぶ
- 無事故手当や資格手当のある会社を選ぶ
- 昇給や賞与の実績を確認する
- 荷物量の多い繁忙期に強い会社を選ぶ
- 運行管理者などの資格でキャリアアップを目指す
無理な長時間労働で稼ぐ方法は、おすすめできません。安全と健康を守りながら、手当や昇給で収入を伸ばすのが長く続けるコツです。
未経験の女性が4tトラックで働くときのポイント
未経験でも、4tトラックドライバーとして活躍する女性は増えています。始める前に押さえておきたい点を整理します。
体力面の不安はどう解決する?
荷物の積み下ろしが少ない仕事を選ぶと、体への負担を抑えられます。たとえば、パレットごとフォークリフトで積む配送や、軽い荷物のルート配送です。
求人票の「荷役あり・なし」の表記を見て、面接で一日の作業量を質問しましょう。
子育てと両立できる?
地場の日帰り配送なら、夕方に仕事が終わる会社もあります。保育園のお迎えに間に合うかは、会社ごとに違います。
時短勤務の実績や、急な休みへの理解があるかを、事前に確認してください。
入社前に確認したいこと
- 必要な免許の区分と、取得支援の有無
- 一日の荷役の量と、休憩の取り方
- 残業時間の実績と、残業手当の支給方法
- 女性ドライバーの在籍人数
疑問は面接で遠慮なく質問してかまいません。質問に丁寧に答える会社は、働きやすい傾向があります。
トラックドライバーという選択肢
ここまで、4tトラックの給料を見てきました。最後に、トラックドライバーという仕事の魅力を整理します。
収入と雇用の安定性
物流は、ネット通販の広がりで需要が続いています。人手不足の業界でもあり、未経験でも採用されやすく、学歴や職歴に左右されにくい仕事です。
未経験からのスタート
免許取得を支援する制度を持つ会社もあります。先輩ドライバーが助手席に乗って教える同乗研修を行う会社も多く、初日から一人で走ることはほとんどありません。
女性が働きやすい環境も増えている
女性専用の休憩室や更衣室を整える会社が増えています。パワーゲート付きの車両や、荷物の軽い仕事も増えており、女性の活躍の場は広がっています。
4tトラックの給料に関するよくある質問
ここからは、よく寄せられる疑問に答えます。
4tトラックの給料は、2tトラックより高いですか?
一般に、4tトラックのほうが高い傾向があります。積める荷物が増え、必要な免許も上位になるためです。ただし、会社の給与体系しだいで逆転することもあります。
未経験でも月収30万円は目指せますか?
未経験の初年度は、25万円前後からのスタートが多い傾向です。経験や手当が増えると、30万円に届く人もいます。最初から高い金額を求めるより、昇給制度を重視してください。
女性でも4tトラックは運転できますか?
運転できます。多くの4tトラックはオートマ車(AT車)で、パワーステアリングも付いています。腕力がなくても運転しやすい車両です。
給料が高い求人は危険ではないですか?
高い月給の裏に、長時間労働が隠れている場合があります。残業代込みの金額か、休日数は十分かを確認しましょう。
まとめ
4tトラックの給料について、ポイントを振り返ります。
- 月収の目安は25万〜35万円前後、年収は350万〜450万円前後
- 給料は基本給と各種手当の合計。内訳の確認が大切
- 仕事の種類で収入と働きやすさは変わる
- 必要な免許は求人ごとに違うため、応募前に確認する
- 安全と健康を守りながら、手当や昇給で収入を伸ばす
数字だけで選ばず、自分の暮らしに合う働き方を見つけてください。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


