
「ダブル連結トラックの給料は、普通の大型より高いのかな」「女性でも目指せる仕事なの?」と気になっていませんか。
ダブル連結トラックは、全長25メートルにもなる大きなトラックです。給料は大型トラックと同じ水準か、手当の分だけ高めになる傾向があります。ただし、専用の求人は少なく、金額は会社によって違います。この記事では、給料の考え方と、目指すための道すじをわかりやすく解説します。
- ダブル連結トラックとは何か
- 給料の目安と、金額が決まる仕組み
- 運転に必要な免許と経験
- 未経験の女性が目指すステップ
目次
ダブル連結トラックとはどんなトラックか
給料を考える前に、まず車両の特徴を確認しましょう。仕事の中身がわかると、収入の理由も見えてきます。
大型トラック2台分を1人で運べる
ダブル連結トラックとは、トラクターの後ろに、荷台を2つつないだトラックのことです。全長は最大で約25メートルあります。通常の大型トラック2台分の荷物を、1人のドライバーで運べるのが特長です。
ドライバー不足を補う方法として注目されています。1人で運べる量が多いため、物流の効率が上がります。
走れる道が限られている
全長が長い車両は、走れる道が決まっています。全長12メートルを超える車両は、特殊車両通行許可が必要です。許可とは、国が道路を走ってよいと認める手続きのことです。
ダブル連結トラックは、主に高速道路の幹線ルートで運行されます。高速道路では追い越しが禁止されるなど、守るべき決まりがあります。走れる区間は、少しずつ広がっています。
運行する会社は大手が中心
ダブル連結トラックを運行しているのは、主に大手の運送会社です。導入している会社は限られており、募集の数も多くありません。
求人を探すときは、「ダブル連結」「フルトレーラー」「けん引」といった言葉で検索すると見つかりやすくなります。
ダブル連結トラックの給料の目安
ダブル連結トラックだけを対象にした、公的な賃金統計は見当たりません。そのため、大型トラック全体の傾向をもとに考えます。
大型トラックの水準が参考になる
全日本トラック協会の調査では、トラックドライバー全体の1か月の平均賃金は、約36万円とされています。大型の運転手は、中型や小型より高い傾向があります。
ダブル連結トラックは大型の中でも特殊なため、同程度か、手当の分だけ上乗せされる場合があります。ただし、具体的な金額は、会社や運行内容によって大きく変わります。
手当がつく可能性がある
特殊な車両を扱うため、資格に関する手当や、運行に関する手当が設けられる場合があります。たとえば、けん引免許の手当や、長距離運行の手当です。
求人票の金額は、基本給と手当を含めた総額で見ましょう。手当の種類と金額は、会社ごとに違うため、面接で確認するのが確実です。
車両の大きさ別の比較
| 車両の種類 | 給料の傾向 | 必要な免許 |
|---|---|---|
| 中型トラック | やや高め | 中型免許 |
| 大型トラック | 高め | 大型免許 |
| ダブル連結トラック | 大型と同程度か上乗せの傾向 | 大型免許+けん引免許 |
表は傾向を示したものです。実際の金額は、個別の求人で確認してください。
運転に必要な免許と経験
ダブル連結トラックは、特別な免許と経験が求められる仕事です。順番に確認しましょう。
大型免許とけん引免許が必要
運転には、大型免許に加えて、けん引免許が必要です。けん引免許とは、車両総重量750キログラムを超える車両を引くための免許です。
大型免許は、普通免許などを持っていた期間が通算で一定以上あるなど、取得の条件があります。取得の条件は、教習所や運転免許試験場で事前に確認しましょう。
経験を条件にする会社が多い
ダブル連結トラックは、全長が長く、操作がむずかしい車両です。そのため、会社によっては、けん引免許を取ってからの経験年数を条件にしています。
実際に、社内で経験者を選んで運転手にしている会社もあります。未経験からいきなり乗るのではなく、段階を踏んで進む道すじが一般的です。
運転で求められる技術
全長が長いため、カーブでは車体の後ろ側が内側に入り込みます。曲がるときの動きを、あらかじめ頭に入れておく必要があります。
後退や連結の作業も、専用の技術が必要です。焦らず、研修や同乗指導で、時間をかけて身につけましょう。
未経験の女性がダブル連結トラックを目指すステップ
最初から目指すのは大変でも、順番に進めば道は開けます。無理のない計画を立てましょう。
まずは普通・中型トラックで経験を積む
運転や荷役の経験がない場合は、まず小さな車両から始めます。配送の流れや、安全確認の習慣を身につけられます。
経験を積みながら、中型免許や大型免許へ進むのが現実的な道すじです。会社によっては、免許の取得費用を支援する制度があります。
大型免許・けん引免許を取る
経験を積んだら、大型免許、続いてけん引免許の取得に挑戦します。教習所には、女性が通いやすい環境を整えているところもあります。
費用や期間は教習所ごとに違います。取得に向けた計画を立てるときは、支援制度のある会社に入社してから取得する方法も検討しましょう。
長く働ける会社を選ぶ
収入だけでなく、働きやすさも大切です。休日の日数、社会保険、休憩施設の有無など、長く働くための条件を比べましょう。
- 研修や同乗指導の制度があるか
- 女性用の設備が整っているか
- 運行ルートや泊まりの有無
決められた休憩や休息を守ることは、安全を守る基本です。無理のない運行計画の会社を選ぶことが、長く続けるコツです。
ダブル連結トラックの給料に関するよくある質問
Q. ダブル連結トラックは普通の大型より給料が高いですか?
手当の分だけ高い傾向はありますが、会社によって違います。求人票の基本給と手当を、必ず確認しましょう。
Q. 女性でもダブル連結トラックに乗れますか?
必要な免許と経験があれば、性別に関係なく乗れます。大型車を運転する女性ドライバーも増えています。
Q. 未経験でも応募できますか?
ダブル連結トラックは経験者向けの仕事が中心です。まずは、大型トラックやけん引の経験を積める会社を選びましょう。
Q. 求人は多いですか?
導入している会社が限られているため、多くはありません。導入企業の採用ページや、専門の求人サイトをこまめに確認しましょう。
まとめ
ダブル連結トラックの給料について、ポイントを振り返ります。
- 全長約25メートルで、大型2台分の荷物を1人で運べる
- 給料は大型と同程度か、手当の分だけ上乗せされる傾向
- 運転には、大型免許とけん引免許が必要
- 経験者を条件にする会社が多く、段階を踏んで目指す
- 求人は少ないため、導入企業の情報をこまめに確認する
数字はあくまで傾向です。応募の前に、求人票の条件を確認しましょう。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


