
「大型免許を取りたいけれど、費用が高くて踏み出せない」「補助金や給付金は使えるの?」と悩んでいませんか。
結論から言うと、大型免許の費用は、国の教育訓練給付制度や、運送会社の支援制度を使うことで、軽くできる場合があります。ただし、対象になる条件があり、誰でも使えるわけではありません。この記事では、大型免許で使える補助金・給付金の種類と、申し込みの流れをわかりやすく解説します。
この記事でわかることは次のとおりです。
- 大型免許の費用の考え方
- 国の教育訓練給付制度の内容
- 会社の免許取得支援制度の特徴
- 補助金を使うときの注意点
- 免許を活かせるトラックドライバーの仕事
制度の内容や金額は変わることがあります。申し込む前に、必ず最新の情報を窓口で確認してください。
目次
大型免許の費用と補助金を考える前の基礎知識
まずは、大型免許の費用がどう決まるのかを確認します。補助の対象になるかを考える前の準備になります。
費用が変わる要因
大型免許の費用は、今持っている免許の種類、教習所、取得方法によって変わります。普通免許だけの方は、中型免許を持っている方より、教習の量が増えて費用も大きくなる傾向があります。同じ地域でも、教習所によって数万円の差が出ることがあります。
大型免許で運転できる車
大型免許は、車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上の車を運転できる免許です。車両総重量とは、車の重さと荷物と人の重さを足した合計です。
大型免許で使える補助金・給付金の種類
使える可能性のある制度を、種類ごとに整理します。対象かどうかは、状況によって変わります。
国の教育訓練給付制度
教育訓練給付制度とは、雇用保険の加入者が、国の指定する講座を修了したときに、費用の一部が戻ってくる制度です。講座の種類によって、給付の割合が決まっています。
| 種類 | 給付の割合 | 上限額 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練給付金 | 受講費用の20% | 10万円 |
| 特定一般教育訓練給付金 | 受講費用の40% | 20万円 |
大型免許の講座は、教習所や講座ごとに、どちらの区分になるかが違います。「大型免許なら必ず20%」とは言い切れないため、希望する講座が対象かを事前に確認することが大切です。指定される講座は、年に2回見直されます。
給付を受けるための主な条件
- 在職中の方:雇用保険の加入期間が原則3年以上(初めて利用する場合は1年以上)
- 離職中の方:会社を辞めた日の翌日から、受講開始日までが1年以内
- 指定された講座を修了していること
条件は、状況によって細かく違います。受講を決める前に、ハローワークで自分が対象になるかを確認しましょう。
その他の公的な支援
- 職業訓練(求職者支援制度)を通じた、免許取得を含む訓練
- ひとり親の方向けの、自治体の教育訓練に関する支援
- 都道府県や自治体、業界団体が行う免許取得の助成
地域や時期によって、制度の有無や内容が違います。お住まいの自治体や、ハローワーク、地域のトラック協会の窓口で確認するのが確実です。
会社の免許取得支援制度を使う方法
公的な制度と並んで、運送会社が設けている支援制度も、大きな選択肢です。
会社の制度の主なパターン
| パターン | 内容の例 |
|---|---|
| 全額を会社が負担 | 入社後、一定期間の勤務が条件になる場合が多い |
| 一部を会社が負担 | 残りは自己負担や、給与から分割で返す形もある |
| 就業時間内に教習を受けられる | 勤務扱いで通える場合がある |
制度は、会社ごとに大きく違います。「免許取得支援あり」と書かれていても、条件を確認することが大切です。一定期間の前に退職すると、費用の返還を求められる場合もあります。
応募前に確認したいこと
- どの免許が対象か
- 費用の何割を会社が負担するか
- 一定期間の勤務が条件か、途中退職の場合の扱いはどうか
- 教習に通う日は、勤務扱いになるか
面接のときに、これらを具体的に質問しましょう。条件は書面で確認すると、後のトラブルを防げます。
補助金を使うときの注意点
制度を使う際は、手順のミスで対象外にならないように気をつけましょう。
申し込みの順番を間違えない
教育訓練給付制度は、教習所に申し込む前に、ハローワークでの手続きが必要になる場合があります。先に費用を払ってしまうと、対象外になることもあるため、受講の前に必ず窓口へ相談しましょう。
制度は必ず最新情報を確認する
給付の割合や対象講座は、見直されることがあります。この記事の内容だけで判断せず、厚生労働省やハローワークの最新の案内を確認してください。
補助金ありきで決めすぎない
補助金が出るからという理由だけで、免許を取ると、仕事で使わずに終わるおそれがあります。「どんな仕事で使いたいか」を決めたうえで、制度を活用するのが基本です。
トラックドライバーという選択肢
大型免許は、トラックドライバーとして働く仕事の幅を大きく広げる免許です。仕事の面から見てみましょう。
大型免許で働ける仕事
大型トラックは、長距離輸送や、飲料・建設資材の輸送などで使われます。仕事の種類が多く、自分の生活に合う働き方を選びやすくなります。ただし、給与や休みは会社によって違うため、求人票で確認しましょう。
未経験・子育て中からの始め方
- 免許取得支援のある会社を探す
- まず準中型や中型の仕事で運転経験を積む
- 日勤や固定ルートの求人から探す
女性歓迎の求人は「トラガール」でも探せます。免許取得支援のある求人もあるため、先に確認してみましょう。
大型免許の補助金に関するよくある質問
最後に、よくある疑問に答えます。
大型免許の費用は、いくらくらい補助されますか?
制度や条件によって変わります。教育訓練給付制度は、受講費用の20%または40%が目安で、上限があります。実際の金額は、講座と自分の条件で決まるため、窓口で確認してください。
仕事を辞めた後でも、給付金は使えますか?
離職後でも使える場合があります。ただし、会社を辞めた日の翌日から受講開始日までの期間に条件があります。早めにハローワークへ相談しましょう。
会社の免許取得支援制度と、国の給付金は両方使えますか?
併用できるかは、制度や会社の方針によって違います。会社が費用を全額負担する場合、給付金の対象にならないこともあります。事前に確認しておきましょう。
女性向けの大型免許の補助金はありますか?
女性専用の全国共通の制度は、一般的ではありません。ただし、自治体やトラック協会が、女性ドライバーの活躍を後押しする取り組みを行っている場合があります。地域の窓口に問い合わせてみましょう。
まとめ
大型免許の補助金について、ポイントを振り返ります。
- 国の教育訓練給付制度は、講座によって給付の割合が違う
- 対象になるには、雇用保険の加入期間などの条件がある
- 会社の免許取得支援制度は、条件を必ず確認する
- 申し込みの前に、ハローワークへ相談するのが基本
- 制度は変わることがあるため、最新情報を確認する
制度をうまく使えば、費用の負担を軽くできます。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


