
「メール便の配達は、どれくらい収入になるのだろう」「空いた時間に働けると聞くけれど、本当に稼げるのか不安」と感じていませんか。
メール便とは、封筒やカタログ、薄い荷物などを、ポストへ届ける配達のことです。軽い荷物が中心のため、女性や主婦の方にも人気があります。
この記事では、次のことが分かります。
- メール便配達の収入の目安
- 収入が変わる理由と、手取りを増やすコツ
- 始める前の注意点と、トラックドライバーという選択肢
金額は働き方や地域によって幅があるため、あくまで目安として読んでください。
目次
メール便配達とは?仕事内容と収入の基本
収入の話に入る前に、メール便配達がどんな仕事なのかを整理します。仕組みが分かると、収入が変わる理由も見えてきます。
メール便配達の特徴
メール便配達とは、封筒や薄型の荷物を、各家庭や事業所のポストへ届ける仕事です。バイクや自転車、軽自動車を使って配ります。
荷物が軽くて小さいため、体力に自信がない方でも始めやすいのが特徴です。一方で、1件あたりの単価は低めに設定されています。
収入の目安は働き方で大きく変わる
メール便配達の収入は、雇用の形によって仕組みが違います。大きく分けると、次の3つです。
| 働き方 | 収入の決まり方 | 特徴 |
|---|---|---|
| アルバイト・パート | 時給制(地域の最低賃金以上) | 働く時間を調整しやすい |
| 契約社員・正社員 | 月給制 | 収入が安定しやすい |
| 個人事業主(業務委託) | 配達した件数×単価 | 経費を自分で負担する |
業務委託の場合、1件あたりの単価は数十円から百数十円ほどの募集が多い傾向があります。月に十数万円から二十数万円ほどが一つの目安ですが、経費を引いた手取りは少なくなります。
金額は募集によって大きく異なるため、必ず契約前に条件を確認してください。
メール便配達の収入が変わる4つの要素
同じメール便配達でも、収入には差が出ます。主な理由は次の4つです。
配達する件数と地域
ポストが近くに集まっている住宅地は、効率よく配れるため、1時間あたりの件数が増えます。反対に、家が点在する地域は、移動に時間がかかります。
同じ件数でも、地域によって作業にかかる時間が大きく変わります。
単価と契約の条件
単価は、荷物の種類や配達の難しさで変わります。依頼を受ける前に、次の点を確認しましょう。
- 1件あたりの単価はいくらか
- 再配達や不在時の扱いはどうなるか
- 研修期間中の報酬はどうなるか
条件があいまいなまま始めると、思ったより収入が少なくなることがあります。
経費の負担
個人事業主として働く場合、ガソリン代・車の保険料・修理代・駐車場代などを自分で負担します。売上が多くても、手元に残る金額は少なくなりがちです。
売上と手取りは別物なので、経費を引いた金額で考えることが大切です。また、自分の軽自動車や125ccを超えるバイクで報酬を得て配達する場合は、貨物軽自動車運送事業の届出(黒ナンバー等)が必要です。自家用のナンバーのまま有償で配達することはできないため、契約前に委託先へ確認しましょう。
働く時間と季節
年末や、通販の需要が高まる時期は、荷物が増えて収入が上がる傾向があります。反対に、閑散期は荷物が減り、収入も下がります。
メール便配達と他の配送の収入・働き方を比較
メール便配達が自分に合うかを判断するために、他の配送と並べて比べてみましょう。
主な違い
| 項目 | メール便配達 | 宅配(軽貨物) | トラック配送(正社員) |
|---|---|---|---|
| 荷物の重さ | 軽い | 中程度 | 重い荷物もある |
| 収入の傾向 | 控えめ | 中程度 | 安定して高め |
| 必要な免許 | 普通免許やバイク免許 | 普通免許 | 車の大きさで変わる |
| 向いている人 | 短時間で働きたい人 | 件数をこなせる人 | 安定した収入を求める人 |
メール便は始めやすい反面、収入は控えめになりやすい仕事です。生活費をしっかり稼ぎたいなら、正社員の求人も比べて選ぶことが大切です。
1日の流れ
朝に配送拠点で荷物を受け取り、配る順番を決めます。バイクや車を使う場合は、出発前に日常点検を済ませます。
配達先を順番に回り、ポストへ投函します。配り終えたら拠点へ戻り、報告をして仕事が終わります。
メール便配達の収入を上げる4つの方法
今より収入を増やしたいときは、次の方法があります。
- 効率のよいルートを覚えて、1時間あたりの件数を増やす
- 単価の高い荷物や、条件のよい委託先を選ぶ
- 燃費のよい車を使って、経費を減らす
- より収入の高い配送の仕事へステップアップする
慣れるほど配達のスピードは上がり、時間あたりの収入も上がっていきます。
ただし、件数を増やそうとして、スピードを出しすぎたり、無理な運転をしたりしてはいけません。バイクや車での事故は、収入が途絶える大きな原因になります。安全第一で、余裕を持った計画で配りましょう。
始める前の注意点
手軽に始められるメール便配達にも、事前に知っておきたい注意点があります。
雇用の形と保険の確認
業務委託の場合、社会保険や労災保険の対象外になることが多くあります。ケガや事故のときの補償がどうなるのか、契約前に確認しましょう。
荷物の種類と配達ルールの確認
信書にあたる郵便物は、法律で配達できる事業者が限られています。委託先が適切な事業者かどうか、荷物の種類を事前に確認することが大切です。
疑問に感じたら、契約する前に委託先へ質問して、納得してから始めてください。
長く続けるなら収入面も比べる
メール便だけで生活費を稼ぐのは、条件によっては難しい場合があります。収入を安定させたいなら、正社員のドライバー求人も選択肢に入れて比べましょう。
トラックドライバーという選択肢
メール便配達に慣れてきた方が、次のステップとして目指しやすいのがトラックドライバーです。女性が活躍できる環境も、年々整ってきています。
収入と雇用の安定性
物流は社会を支える仕組みのため、ドライバーの需要は続いています。正社員として働けば、毎月の収入や社会保険が安定しやすいのが強みです。
未経験・ブランクからの転職
学歴や職歴よりも、免許と安全意識が重視される傾向があります。配達の経験は、道を覚える力や時間管理の力として評価されることがあります。
免許は、準中型・中型・大型の順に運転できる車が大きくなります。2017年3月以降に取った普通免許では、運転できる車の範囲が従来より狭い点にも注意が必要です。
子育てとの両立
近距離で日勤のみの求人を選べば、夕方に帰宅できる働き方も可能です。「トラガール」では、女性が働きやすい求人を探せます。
メール便配達の収入に関するよくある質問
最後に、よくある疑問をまとめました。
メール便配達は女性でもできますか?
できます。荷物が軽いため、女性や主婦の方も多く活躍しています。夜間や人通りの少ない地域を配る場合は、安全面も確認しましょう。
副業として始められますか?
本業の会社の就業規則で、副業が認められているか確認が必要です。本業と合わせて働く時間が長くなりすぎないよう、体調管理にも注意しましょう。
月収20万円は目指せますか?
業務委託で件数を多く配れれば、届く場合もあります。ただし、経費を引いた手取りで考え、無理な長時間労働に頼らないことが大切です。
トラックドライバーへ転職するには何が必要ですか?
運転する車に合った免許が必要です。免許の取得を支援してくれる会社もあるため、求人票で確認してみましょう。
まとめ
メール便配達の収入について、ポイントを振り返ります。
- 収入は雇用の形と、配達する件数や単価で変わります
- 業務委託は経費を引いた手取りで考えることが大切です
- 始めやすい反面、収入は控えめになりやすい仕事です
- 契約前に、保険や条件をしっかり確認しましょう
- 収入を安定させたいなら、トラックドライバーも有力な選択肢です
収入の数字だけでなく、保険や働き方の自由度まで見て、自分に合う形を選びましょう。
トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


