
「4tドライバーの1日は、いったいどんな流れなんだろう」「朝は早いの? 帰りは何時になるの?」と気になっていませんか。
トラックの仕事は、外から見えにくい部分が多い仕事です。1日の流れがわからないと、家事や育児との両立ができるか判断できません。
この記事では、4tドライバーの1日の流れを時間ごとに解説します。次の内容がわかります。
- 4tトラックの大きさと必要な免許
- 出発から帰社までの1日のスケジュール例
- 仕事の種類による流れの違い
- 女性や未経験者が働くときのポイント
読み終えるころには、4tドライバーとして働く自分の姿を具体的に思い描けるようになります。「トラガール」の情報とあわせて、仕事選びの参考にしてください。
目次
4tドライバーとは?仕事の基本を知ろう
1日の流れを見る前に、4tトラックがどんな車で、どんな仕事をするのかを押さえておきましょう。
4tトラックの大きさと運ぶ荷物
4tトラックは、最大積載量が4t前後のトラックです。荷物をたくさん運べて、街中の道も走りやすい「中型」の代表的なサイズです。
最大積載量とは、その車に積める荷物の重さの上限のことです。運ぶ荷物は、食品・飲料・日用品・建材・宅配の幹線荷物など、会社によってさまざまです。
必要な免許の種類
4tトラックを運転するには、車両の大きさに合った免許が必要です。多くの場合は「準中型免許」か「中型免許」が必要です。
準中型免許は、車両総重量7.5t未満の車が運転できる免許です。車両総重量とは、車の重さに荷物と人の重さを足した合計のことです。車によって必要な免許が変わるため、応募前に車両の種類を確認しましょう。
免許をまだ持っていない方でも、免許取得を支援してくれる会社があります。求人票で制度の有無を確認すると安心です。
4tドライバーの1日の流れ【時間別】
ここでは、一般的な日帰りの配送ドライバーを例に、1日の流れを紹介します。会社や荷物によって時間は変わるため、あくまで目安として読んでください。
出社から出発までのスケジュール
朝の準備は、安全に走るための大切な時間です。出発前の点呼と車両点検は、どの会社でも欠かせません。
点呼とは、運行管理者が体調やお酒を飲んでいないかなどを確認する決まりです。流れの例は次のとおりです。
- 6:30 出社して点呼を受ける
- 6:45 タイヤ・ライト・オイルなどの日常点検をする
- 7:00 倉庫で荷物を積み込み、出発する
積み込みの際は、荷物が動かないようロープやベルトでしっかり固定します。この作業を「荷締め」といいます。荷崩れを防ぐ大切な作業です。
午前の配送と休憩の取り方
午前中は、荷物を届け先へ運びます。運転は連続4時間までと決められており、途中で休憩をはさむのが基本です。
休憩のルールは、国が定める「改善基準告示」にもとづいています。運転は連続4時間以内とし、途中で1回おおむね10分以上、合計30分以上の休憩を取る決まりです。
- 7:30〜11:30 複数の届け先へ配送する
- 途中 安全な場所に停車して休憩する
- 12:00 昼休憩を1時間ほど取る
荷物を降ろす作業は、台車やパワーゲートを使うことが多くあります。パワーゲートとは、荷台の後ろについた昇降機のことです。重い荷物も力任せに持ち上げずに済みます。
午後の配送から帰社・終業まで
午後も、残りの届け先をまわります。帰社後の日報作成と車両の確認までが、1日の仕事です。
- 13:00〜16:00 午後の配送をする
- 16:30 帰社して荷物の伝票を整理する
- 17:00 終業の点呼を受け、日報を書く
- 17:30 退社する
渋滞や荷物の待ち時間で、予定より遅れる日もあります。時間に余裕を持った配送計画を立てる会社を選ぶと、働きやすくなります。
仕事の種類で変わる4tドライバーの1日
同じ4tドライバーでも、運ぶ荷物や走るルートで1日の流れは大きく変わります。代表的な3つを比べてみましょう。
ルート配送・長距離・チャーター便の違い
生活リズムを整えやすいのは、毎日同じルートをまわるルート配送です。ほかの働き方との違いは、次の表のとおりです。
| 仕事の種類 | 出発時間の目安 | 走る範囲 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ルート配送 | 朝7時ごろ | 市内・近隣 | 毎日ほぼ同じ道で、覚えやすい |
| 長距離輸送 | 夜〜早朝 | 県をまたぐ | 泊まりが入ることもある |
| チャーター便 | 日によって異なる | 荷主の指定先 | 1社の荷物を専属で運ぶ |
表のとおり、仕事の種類によって拘束時間も生活への影響も変わります。未経験の方は、日帰りのルート配送から始める方が多い傾向があります。
働く時間帯による違い
昼の仕事のほかに、早朝や夜間に動く仕事もあります。夜間の仕事は手当がつきやすい一方で、体のリズムを崩しやすい点に注意が必要です。
国の基準では、勤務と勤務の間に十分な休息時間を取ることが求められています。休息期間とは、仕事を離れて体を休める時間のことです。求人を見るときは、勤務時間だけでなく休みの取りやすさもあわせて確認しましょう。
4tドライバーの大変なことと、続けるための工夫
やりがいのある仕事ですが、大変な面もあります。メリットだけでなく、注意点も知っておきましょう。
体力面の負担を軽くする方法
荷物の積み降ろしは、道具と姿勢の工夫で負担を軽くできます。
- 台車やパワーゲートなどの機器を使う
- 荷物は体に近づけて、膝を曲げて持つ
- 重い荷物は無理せず、2人で運ぶ
現場では、力の強さよりもコツのほうが大切です。女性ドライバーが活躍している会社では、荷物が軽い仕事や補助機器の整った車を用意している例があります。
時間の管理と安全運転のコツ
焦らず余裕を持って走ることが、いちばんの安全運転です。4tトラックは車体が大きく、死角も多くなります。
左折時は、車体の左側に歩行者や自転車がいないか必ず確認します。後退するときは、バックカメラだけに頼らず、降りて周囲を目で確かめることが基本です。慣れるまでは先輩の運転に同乗して学べる会社を選ぶと、不安が減ります。
トラックドライバーという選択肢
ここまで読んで、4tドライバーに興味がわいた方もいるかもしれません。女性や未経験の方が働く際のポイントをまとめます。
女性や未経験でも始めやすい理由
トラックの仕事は、学歴や職歴よりも免許と安全意識が重視される仕事です。近年は女性ドライバーを歓迎する会社が増えています。
女性用の更衣室やトイレを整える会社、小さな車体のトラックから始められる会社もあります。研修で運転や荷締めを教えてくれる会社なら、未経験でも安心です。
家庭と両立しやすい働き方の選び方
子育て中の方は、日帰りで定時に帰れる仕事を選ぶのがおすすめです。求人では次の点を確認しましょう。
- 勤務時間と残業の目安
- 土日祝日の休みの有無
- 急な休みに対応してもらえるか
面接の際に、家庭の事情を率直に伝えておくと、入社後のミスマッチを防げます。「トラガール」では、女性歓迎の求人を探せます。
4tドライバーの1日に関するよくある質問
4tドライバーの1日の拘束時間はどれくらいですか?
拘束時間は、1日13時間以内が原則です。拘束時間とは、始業から終業までの休憩を含めた時間のことです。上限は15時間までと定められています。日帰りのルート配送なら、9〜10時間ほどが多い傾向です。
休憩はきちんと取れますか?
休憩は法令で取ることが求められています。連続運転は4時間以内とし、1回おおむね10分以上、合計30分以上の休憩を取る決まりです。休憩場所の確保や時間の取りやすさは会社によって違うため、面接で確認すると安心です。
未経験でもいきなり4tに乗れますか?
免許があれば応募はできます。ただし、最初は同乗研修で先輩に教わりながら慣れる会社が一般的です。運転に不安がある場合は、2tなど小さな車から始められるかも聞いておきましょう。
4tトラックの運転は難しいですか?
車体が大きいぶん、最初は感覚をつかむまで時間がかかります。ただし、毎日乗るうちに多くの方が慣れていきます。内輪差、つまりカーブで後輪が内側を通る差を意識することが上達のコツです。
まとめ
4tドライバーの1日の流れについて解説しました。ポイントを振り返ります。
- 4tトラックは、準中型免許か中型免許で運転できる
- 1日は、点呼・点検・積み込みから始まる
- 運転は連続4時間までで、途中の休憩が決まっている
- ルート配送なら生活リズムを整えやすい
- 女性や未経験でも、研修のある会社なら始めやすい
1日の流れがわかれば、自分に合う働き方が選びやすくなります。トラックドライバーへの転職を検討中なら、ぜひ「トラガール」をご覧ください。


